支部長挨拶 

 日本薬学会近畿支部 平成29年度支部長就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
 金子周司前支部長の後を受け、平成29年度の日本薬学会近畿支部長を務めさせていただく事になりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 明治13年(1880年)、日本薬学会は我が国で最も古い学会の一つとして誕生し、137年にわたり、薬学研究を支え続けています。現在、全国に8つの支部を持ち、総会員数は約17,600人、近畿支部の会員数は約3,500人と、関東支部に次ぐ規模を有しています。
 平成18年(2006年)、臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とする薬学教育が6年制となりました。卒業生の多くは臨床の場で活躍しています。その一方、薬学研究のアクティビティー低下が懸念されていました。研究の素養を身につけた薬剤師の養成は、今後の医療の高度化への貢献に不可欠です。この懸念を払拭するため、平成22年(2010年)の第60回日本薬学会近畿支部大会から、学生に発表の場を提供し、優秀な発表に対しポスター賞を贈呈することを始めました。その結果、演題数も格段に増え、生き生きと発表する学生の姿から、薬学研究の明るい未来が垣間見えるまでに至っています。
 支部活動としては、この近畿支部大会が一大イベントであり、本年は、1014日(土)に兵庫医療大学で開催いたします。学部生、大学院生、若手研究者の研究発表に対する研鑽の場として、また会員相互の交流の場としてご参加いただければ幸甚でございます。また、若手研究者育成を目的とした奨励賞の贈呈も継続致します。平成29年(2017年)41日現在で40歳未満の先生のご応募をお待ちしております。
 薬学教育モデル・コアカリキュラムが改定され、平成31年度(2019年)から新しいカリキュラム下での実務実習がスタートします。その柱の一つが在宅医療を含めた地域包括ケアです。近畿支部では、早くから在宅医療に着目し、平成26年度(2014年)の支部長を務められた天野富美夫先生が、薬学生を対象に「在宅医療の1日体験」を継続的に実施してくださっています。本年度を完成年度と捉え、集積した成果・情報を社会や教育現場に発信していきたいと考えています。
 一般市民の方々を対象にした市民公開講座も、昨年同様、2回開催する予定です。「有機合成若手セミナー」も有機合成化学協会関西支部との共催で行う他、外国人特別講演会等にも支部として支援いたします。
 支部活動のさらなる活性化を目指して、支部幹事の先生方のご協力を得ながら積極的に活動を実践してまいりたいと存じますので、会員の皆様にも宜しくご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

日本薬学会近畿支部  平成29年度支部長  河野武幸
 2017(平成29)年度 世話幹事会メンバー
支部長 河野 武幸* 摂南大学薬学部
副支部長 中川 晋作* 大阪大学大学院薬学研究科
副支部長 堤 一弘* 日本たばこ産業
会計 大野 浩章 京都大学大学院薬学研究科
会計 上島 悦子* 大阪大学大学院薬学研究科
庶務 大久保 忠恭 大阪大学大学院薬学研究科
庶務 山下 富義* 京都大学大学院薬学研究科
庶務 青木 俊二* 兵庫医療大学薬学部
監事 井埜 章 塩野義製薬
監事 千葉 雅俊* 田辺三菱製薬
 *印は新任
 2017(平成29)年度 会議日程
2017年3月3日(金) 第1回支部幹事会(前年度からの引き継ぎ) からすま京都ホテル(京都市)
2017年6月2日(金) 第1回支部委員会・世話幹事会 ホテルモントレ大阪(大阪市)
2017年9月15日(金) 第2回支部幹事会・世話幹事会 メルパルク京都(京都市)
2017年10月14日(土) 第67回近畿支部総会 兵庫医療大学(神戸市)
2017年12月8日(金) 第3回支部幹事会・奨励賞審査委員会 ホテルモントレ大阪(大阪市)
2018年1月12日(金) 第2回支部委員会・新春特別講演会 からすま京都ホテル(京都市)
2018年3月2日(金) 第4回支部幹事会(次年度への引き継ぎ) からすま京都ホテル(京都市)
 

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