2018(平成30)年度 講演会
2018(平成30)年9月30日(日) 14:00〜16:00 【市民公開講座 】
「新しい概念に基づく抗体医薬開発」
松村保広 先生(国立がん研究センター 先端医療開発センター・新薬開発分野長)
1)Enhanced Permeability and Retention (EPR)効果はDDSの基本的支柱として動物レベルでは世界的に証明されたが、DDS製剤自体の臨床応用が少ない。がん組織の中の間質形成がDDS製剤のバリアとなり、ヒトでは効きにくいとの結論に至り、その克服のためのがん間質ターゲティング、Cancer stromal targeting (CAST)療法を提唱している。
2)特殊な方法で見出した新規大腸がん特異分子TMEM180の抗体はヒト化にも成功し、Phase 1めざして非臨床開発を行なっている。TMEM180は新規のがん幹細胞マーカーの可能性があり、その抗体療法は始めてのがん幹細胞療法となることを期待している。
 大阪工業大学梅田キャンパス(OIT梅田タワー)セミナー室203
2018年(平成30)年12月23日(日) 14:00〜16:00 【市民公開講座 】
「忍び寄る感染症の驚異にどう備えますか?」
山崎伸二 先生( 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 獣医環境科学分野感染症制御学領域 獣医国際防疫学教室・教授)
21世紀に入り我が国のグローバル化は急速に進みつつある。観光庁の統計では、2017年に海外に出かけて日本人は約1,800万人、日本を訪れた外国人は約2,900万人と増加の一途をたどっている。海外ではジカ熱、エボラ出血熱やデング熱などの感染症が流行している。一方、海外渡航歴のない日本人でデング熱の流行が起こるなど、海外の感染症も対岸の火事ではない。本講演では、国内外で問題となっている感染症について紹介し、その対策について述べる。
大阪工業大学梅田キャンパス(OIT梅田タワー)セミナー室203
2019(平成31)年1月11日(金) 16:00〜17:50 【新春特別講演会 】
「医薬品適正使用に役立つ医療情報ビッグデータ」
中村光浩 先生(岐阜薬科大学 実践薬学大講座 医薬品情報学・教授)
臨床現場での薬剤効果の評価には市販後の観察研究が不可欠である。大規模副作用自発報告データベース(SRS)により未知の有害事象の検出、特定集団での安全性評価、実臨床での使用実態を反映した安全性評価が可能となる。今回は、SRSを用いた手足症候群、間質性肺炎、スティーブンス-ジョンソン症候群、光線過敏症、顎骨壊死などの有害事象発症プロファイル、およびポリファーマシーに関する解析事例について述べる。
からすま京都ホテル
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 2018(平成30)年度 外国人特別講演会
日時 講演者 講演タイトル 会場
2018年10月17日(水)16:00-17:30 Prof. Marko D. Mihovilovic Application of Biocatalysis in Bioactive Natural Product Synthesis and in Combined Chemo-Enzymatic Cascade Reactions 大阪大学薬学研究科 沢井ホール
2018年10月26日(金)16:00-17:30 Prof. Imre Pápai H-Bond Catalysis with Thiourea and Squaramide Derivatives 京都大学薬学研究科教育棟1階 マルチメディア教室
 開催を希望される学会員は、ダウンロード欄に掲示している申請書を用いて事務局に申請してください。

事務局

 
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