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日本薬学会九州支部会学術奨励賞
日本薬学会九州支部学術奨励賞*
目的:日本薬学会九州支部 に所属する若手会員(注参照)の学術活動の向上に質するために、将来性ある優秀な研究者を顕彰することを目的とする。
対象となる業績:薬学またはその応用に関して優れた研究であり、その一部は本支部大会において発表された業績とする。
資格:
- 推薦者は本支部に所属する会員であること。(自薦も可)
- 被推薦者である若手会員は、募集締め切りの時点で2年以上継続して本支部に所属する会員であること。
推薦方法:推薦者は以下のものを選考委員長に提出する。
- 支部所定の推薦書および被推薦者による「研究の発展性・将来性について」(字数制限なし)
- 推薦研究に関する公表論文(学会誌、学術雑誌の原著論文)や特許のうち、主たるものの別刷(各10部、コピー可)
- 支部大会で発表した推薦研究の講演要旨のコピー(10部)
ダウンロード: 推薦書(WORD書類) ・ 支部奨励賞規約(PDF書類)
締め切り:毎年10月1日(必着)
今年度は応募期限を10月20日(水)まで延長しています。
選考方法:
- 選考委員長(支部長)が招集した選考委員会において、受賞者を決定する。
- 選考委員会は、選考委員長の他、9名の選考委員で構成される。
- 選考委員は、以下の事業所から推薦された候補者を幹事会で決める。
九州大学大学院薬学研究院(1名)、第一薬科大学(1名)、福岡大学薬学部(1名)、長崎大学薬学部(1名)、熊本大学薬学部(1名)、病院薬剤部(2名)、企業および研究所(2名)。
尚、委員の任期は1年とする。但し、委員の再任は妨げないが、2年程度を限度とする
- 選考委員長、選考委員は原則として推薦者になることはできない。
受賞件数:4件以内とし、受賞対象者は個人とする。
受賞者の決定:毎年11月
授賞式および受賞記念講演:当該年度の支部大会において行う。受賞者には表彰楯を贈る。
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The PSJ Kyushu Branch Award for Young Scientists
注)「九州支部に所属する若手会員」とは、九州・山口・沖縄地区に在住する日本薬学会の会員で、40歳代あるいはこれより若い会員をいう。
平成16年度日本薬学会 九州支部学術奨励賞 受賞者
濱田 哲暢(熊本大学医学部附属病院薬剤部)
「抗癌薬体内動態情報に基づく個別投与設計法の基盤構築に関する研究」
平成15年度日本薬学会 九州支部学術奨励賞 受賞者
櫻田 誓(第一薬科大学)
「疼痛関連神経ペプチドの代謝機構 −新規鎮痛薬の開発−」
有馬 英俊(熊本大学大学院医学薬学研究部)
「α-シクロデキストリンを基本素材とする高機能成遺伝子導入用ベクターの構築」
平成14年度日本薬学会 九州支部学術奨励賞 受賞者
國安 明彦(熊本大学薬学部)
「生活習慣病治療の創薬を指向するリガンド−標的分子認識機構の研究」
小柳 悟(福岡大学薬学部)
「生体リズムを基盤にした医薬品の適正使用に関する臨床生化学的研究」
西田 孝洋(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
「新規投与形態に基づく肝臓内特定部位への薬物送達システムの開発」
吉田 秀幸(福岡大学薬学部)
「エキシマー蛍光誘導体化法による生体関連物質の分析」
平成13年度 日本薬学会九州支部学術奨励賞 受賞者
伊藤 潔(長崎大学薬学部)
「酵素の構造と機能及び臨床検査への応用」
尾野村 治(長崎大学薬学部)
「光学活性アミノ酸を利用した革新的分子変換法の開拓」
山田 耕史(九州大学大学院薬学研究院)
「医薬素材開発を目的とした棘皮動物ナマコ並びにウニ類のスフィンゴ糖脂質成分に関する創薬化学的研究」
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