ご挨拶
このたび、第66回日本薬学会関東支部大会を、令和4年(2022年)9月17日(土)に、横浜薬科大学(横浜市戸塚区)において開催いたします。
本支部大会では、『アフターコロナの時代をリードする薬学研究』をテーマとして、口演・ポスターによる一般演題に加え、シンポジウム、企業セミナーなどを開催する計画で、参加者は薬学部生、大学院生を含めて800名程度を想定しております。COVID-19を制御するために、薬学関係者を含む多くの医療人が懸命な努力を続け、ワクチン接種の進展や治療薬の申請承認など、成果が見えつつあります。いまだ予断を許さない状況ではありますが、アフターコロナの時代にむけて薬学研究をさらに力強く進展させるためにも、支部大会の果たす役割は大きいと考えており、十分な感染予防対策を取ったうえで、支部大会としては3年ぶりの対面での開催を予定しています。
薬学の特徴である幅広い学域を活かして、様々な領域から多くの方々にご参加いただき、活発な議論が展開されることを願っております。特に若手研究員を中心とする交流の輪が広がることを期待し、学生の参加費は薬学会会員であるか否かにかかわらず同一といたしました。もちろん大学だけでなく、企業や公的機関、医療に従事する薬剤師の方々も、ぜひ日頃の研究成果をご紹介いただければ幸いです。なお、昨今の諸費用高騰のため、これまでの対面での支部大会より参加費を若干値上げさせていただきました。ご理解のほどお願いいたします。
なお、感染状況が大きく変化した場合に備え、web開催を視野に入れた準備も整えていることを申し添えさせていただきます。本関東支部大会の目的と意義についてご理解いただき、薬学と関連領域の研究および教育の発展につなげることができるよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。