九州支部の活動

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第32回日本薬学会九州支部大会

お 礼

 平成27年11月28日(土)~29日(日)、九州保健福祉大学キャンパスにおきまして第32回日本薬学会九州支部大会を開催させていただきましたところ、多数の皆様にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

 今回の大会は合計290名の方々のご参加の中、113演題のご発表をいただき、活発な討議が行われました。また発表の中から以下の7名の方々が、28歳以下の若手研究者を対象とした優秀発表賞に選ばれました。

 【優秀発表賞】医療系:戸田翔太(熊本大学) 御厨颯季(九州大学)、生物系:江越菜月(九州大学) Mariam Piruzyan(熊本大学)、化学系:清水貴士(九州大学)、甲斐宏祐(熊本大学)、物理・環境系:小澤雄介(九州大学)

 本大会では、日本薬学会 太田茂会頭からも「日本薬学会の更なる発展を目指して」の演題による特別講演で、会員への励ましをいただきました。また40歳代までの研究者を対象とした学術奨励賞の本年度受賞者、下記4名の先生方の受賞講演も行われました。

 【学術奨励賞】兒玉幸修(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)、門脇大介(熊本大学薬学部附属育薬フロンティアセンター)、松尾洋介(長崎大学大学院医歯薬学総合研究所)、大河原晋(九州保健福祉大学大学院医療薬学研究科)

 当日は南国宮崎としては珍しい寒さを感じる日よりとなりましたが、その寒さをも吹き飛ばすような熱気で、発表、討論を行っていただき、大変充実した大会としていただくことができました。ご報告方々、ご参加、ご協力いただきました皆様方に重ねて心よりお礼申し上げます。

第32回日本薬学会九州支部大会実行委員長
九州保健福祉大学薬学部 本屋敏郎

第32回日本薬学会九州支部大会優秀発表賞受賞者

【医療系薬学】
戸田 翔太(熊本大学大学院)
「腎指向型アルブミン-BMP7ハイブリッド体の創製と腎保護効果の検討」
御厨 颯季(九州大学大学院)
「活性化ミクログリアにおける転写因子IRF1の役割」
【化学系薬学】
清水 貴士(九州大学大学院)
「らせん性配位子を用いる不斉鈴木−宮浦カップリング」
甲斐 宏祐(熊本大学大学院)
「連続的不斉アルドール反応を利用した複数の不斉中心の同時構築法の開発」
【生物系薬学】
江越 菜月(九州大学大学院)
「シトクロムP450 3A4とUDP-グルクロン酸転移酵素1A7の相互作用:機能的タンパク質間相互作用および物理的連携の解析」
Mariam Piruzyan(熊本大学)
「The immunosuppressive effect of mild electrical stimulation via NFAT pathway is a promising therapeutic approach for inflammation」
【物理・環境系薬学】
小澤 雄介(九州大学大学院)
「過酸化水素によるキサンテン酸化反応を利用した細胞内オートリソソームの蛍光レシオ検出」

第32回日本薬学会九州支部大会
日時:平成27年11月28日(土)~29日(日)
会場:九州保健福祉大学
主催:日本薬学会九州支部

■大会概要

日 時
平成27年11月28日(土)9時00分 ~ 29日(日)13時00分

大会会場
九州保健福祉大学
〒882-8508 宮崎県延岡市吉野町1714-1

特別講演
日本薬学会 太田 茂 会頭
演題未定

一般学術講演
以下の4領域で一般講演を募集します。
1.医療系薬学 2.生物系薬学 3.化学系薬学 4.物理・環境系薬学

発表形式
液晶プロジェクター映写による口頭発表

発表時間

優秀発表賞応募演題 発表9分 討論3分
一般演題 発表10分 討論2分

各種締切

演題受付 9月 1日(火)~10月1日(木)
優秀発表賞応募締切 10月1日(木)
九州支部学術奨励賞応募締切 10月1日(木)
事前参加登録締切 10月28日(水)

参加費・懇親会費

参加費 一般 2000円/学生・院生 1000円
懇親会費 一般 5000円/学生・院生 1000円

主要日程

幹事会: 平成27年11月28日(土)
総 会: 平成27年11月28日(土)
懇親会: 平成27年11月28日(土)

懇親会会場
キャトルセゾン・マツイ
〒882-0043 宮崎県延岡市祗園町2丁目5−6
大会終了後シャトルバス運行予定

詳細は、下記九州支部大会HPをご覧ください(8月初旬に掲載)
http://shibu.pharm.or.jp/kyushu/taikai/

問合先
日本薬学会九州支部 平成27年度事務局
〒882-8508 宮崎県延岡市吉野町1714-1
九州保健福祉大学薬学部内
担当幹事 白﨑哲哉
TEL/ FAX:0982-23-5513
E-mail: kanji27@phoenix.ac.jp

日本薬学会九州支部コロキウム

「疾患のメタボロミクス」

日 時
9月12日(土)13:00−16:00
場 所
福大メディカルホール
テーマ
疾患のメタボロミクス
ポスター(PDF)を見る
  
講演1
糖尿病研究における糖脂質メタボロミクス
講 師
井ノ口仁一 氏
所 属
東北薬科大学生体膜研究所、東北薬科大学薬学部教授
  
講演2
メタボロミクスが切り拓く漢方医学の将来
講 師
山本雅浩 氏
所 属
株式会社ツムラ 製品戦略本部ツムラ研究所 臨床解析研究部 遺伝子グループ グループ長
  
講演3
オミクス技術に基づく抗ATL効果薬効診断の可能性と課題
講 師
伊波英克 氏
所 属
大分大学医学部微生物学講座准教授
  

支部主催の講演会・説明会

特別講演会
抗ウイルス宿主因子MARCH8の同定とその分子制御機構の解明

          
演 題
抗ウイルス宿主因子MARCH8の同定とその分子制御機構の解明
講 師
徳永 研三 博士
(国立感染症研究所 感染病理部)
開催日
2016年3月10日(木)
午後5時から(講演40分、質疑応答20分程度)
開催場所
長崎国際大学薬学部 6104教室
申し込み
事前の申し込みは不要
参加費
無料
連絡先
長崎国際大学薬学部 機能形態学研究室
藤田英明 E-mail: fujita@niu.ac.jp
  

特別講演会
Pharmacokinetic Perspectives: From a murine malaria model to dried blood spots.

          
演 題
Pharmacokinetic Perspectives: From a murine malaria model to dried blood spots.
講 師
Professor Kevin Batty
(Curtin University, School of Pharmacy、Australia)
講師略歴(PDF)
開催日
2016年3月8日(火)10:30 ~ 12:00
開催場所
崇城大学薬学部300講義室
申し込み
事前の申し込みは不要
参加費
無料
問い合わせ先
崇城大学薬学部・薬物動態学研究室
担当:小田切 優樹
TEL:096-326-3887
E-mail: otagirim@ph.sojo-u.ac.jp
  

特別講演会
革新的バイオ医薬品創製に向けたファージライブラリによる機能性抗体・ペプチドのデザイン

          
演 題
革新的バイオ医薬品創製に向けたファージライブラリによる機能性抗体・ペプチドのデザイン
講 師
伊東 祐二 教授
(鹿児島大学大学院理工学研究科)
開催日
2015年12月14日(月)16:30~17:30
開催場所
長崎大学薬学部 第2講義室(2F)
内 容
伊東祐二教授は、バクテリオファージを用いたライブラリ構築法「ファージディスプレイ技術」を駆使してペプチド・抗体ライブラリを作製し、ここから新しい医薬品開発にむけたペプチドやヒト抗体の単離、改良、機能評価を行っています。今回、最新の研究成果について講演をお願いしました。万障お繰り合わせの上ご参集下さい。
  
※参考URL
鹿児島大学 有機生化学講座 (伊東研究室)
 http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~yito/
連絡先
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科薬化学
 田中 正一
 TEL: 095-819-2423
 E-mail: matanaka@nagasaki-u.ac.jp
共 催
下村脩博士ノーベル化学賞顕彰記念創薬研究教育センター
  

特別講演会
進歩する内服製剤の味評価−味覚センサによる解析を中心として

          
演 題
進歩する内服製剤の味評価−味覚センサによる解析を中心として
講 師
内田 享弘 教授
(武庫川女子大薬学部)
開催日
2015年6月20日(金)11:00 ~ 12:00
開催場所
第一薬科大学

特別講演会
新しい実験動物としてのカイコ―医薬品・食品の評価―

          
演 題
新しい実験動物としてのカイコ―医薬品・食品の評価―
講 師
関水 和久 教授
(東京大学大学院薬学系研究科微生物薬品化学教室、株式会社ゲノム創薬研究所・顧問)
開催日
2015年6月12日(金)18:00 ~ 19:00(質疑応答を含む)
開催場所
長崎国際大学薬学部 1階会議室
申込み
事前の申し込みは不要
参加費
無料
問い合わせ先
長崎国際大学薬学部 細胞生物薬学研究室
担当:姫野 勝・黒川健児
E-mail:kurokawa@niu.ac.jp
  
※参考URL
東京大学大学院薬学系研究科微生物薬品化学教室
 http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~bisei/
株式会社ゲノム創薬研究所
 http://www.genome-pharm.jp/
  

特別講演会
細胞がストレスを感じる仕組みと疾患

          
演 題
細胞がストレスを感じる仕組みと疾患
講 師
一條 秀憲 氏
(東京大学大学院薬学系研究科・教授)
開催日
2015年5月22日(金)15:00 ~ 16:00
開催場所
長崎大学薬学部第二講義室
申込み
事前の申し込みは不要
参加費
無料
問い合わせ先
長崎大学薬学部・細胞制御学研究室
担当:武田弘資
TEL:095-819-2417
E-mail:takeda-k@nagasaki-u.ac.jp
※詳細のリンク先
http://www.ph.nagasaki-u.ac.jp/lab/cell/index-j.html
※共催:下村脩博士ノーベル化学賞顕彰記念創薬研究教育センター
http://www.ph.nagasaki-u.ac.jp/center/index.html