オンライン受賞記念講演会
日本薬学会関東支部は2022年度から新事業として、関東支部ご所属で、2022年に日本薬学会または支部でご受賞された先生方の「受賞記念オンライン講演会」を企画いたしました。
栄えあるご受賞に際し、すでに本部・支部でご講演をいただいたものの、ご都合があわず、残念ながら視聴が叶わなかった関係者の方も多数いらっしゃったかと拝察いたします。ご受賞された先生方の素晴らしいご業績、研究ポリシーや薬学に関わる心意気などを、より多くの方にお伝えいたしたく、12月に「受賞記念オンライン講演会December afternoon 1-3」「受賞記念オンライン講演会December evening 1-2」を開催いたしました。
それぞれのご講演に際し聴衆は6名程度〜40名程度と、かなりの幅がありましたが、いずれも「近親者の方、学生の方、本当に聴きたかった方」にご視聴、お楽しみいただき、企画当初の目標の1つは達成したと感じています。講演・質問討論時間もご講演者の裁量にお任せし、肩肘張らないアットホームな雰囲気でした。ご講演者、聴衆の両方から「新しい気づきを得た」という感想も頂戴いたしました。
2022年度執行部の委員・関東支部事務局には企画の段階から貴重な意見、助力を賜りました。当日はお忙しい中座長をおつとめいただいた方々、質問討論に参加して下さった皆様、応援して下さった皆様に感謝申し上げます。2023年度も、また企画する予定です。
三木涼太郎 先生(城西大学薬学部)
「新規機能性材料に向けたジオール化合物に応答して構造転移するミセル系と粘弾性特性変化」
崔 進 先生(微生物化学研究所)
「Development of catalytic asymmetric reactions and its application to the syntheses of bioactive natural products」
小俣大樹 先生(帝京大学薬学部)
「超音波診断治療システムの実現に向けたマイクロバブル開発と脳標的薬物送達への応用」
根本哲宏 先生(千葉大学大学院薬学研究院)
「脱芳香化を基軸とした安定分子構造の直接変換法の開発と展開」
田口晃弘 先生(東京薬科大学)
「ジスルフィド形成を基盤とした新規中分子ペプチド合成法の開発」
田村 修 先生(昭和薬科大学)
「ニトロンの新しい化学の開拓」
松本信圭 先生(東京大学大学院薬学系研究科)
「睡眠に関連した海馬と大脳皮質の神経活動の電気生理学的・薬理学的探究」
砂塚敏明 先生(北里大学大村智記念研究所)
「夢のある大村天然物創薬」
森 貴裕 先生(東京大学大学院薬学研究科)
「天然薬物生合成酵素の機能解析と有用物質生産への応用」
高橋典子 先生(星薬科大学)
「ビタミンAとがん:ビタミンAとその誘導体によるがん細胞の増殖抑制とその作用機序」
大和田智彦 先生(東京大学大学院薬学系研究科)
「窒素原子を含む結合活性化学種の発見」
オンライン受賞記念講演会実行委員長 慶應義塾大学薬学部 教授 須貝 威
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