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このたび、日本薬学会関東支部・支部長を拝命しました国立医薬品食品衛生研究所の齋藤嘉朗と申します。就任にあたり、簡単に本支部の活動をご紹介申し上げますとともに、ご挨拶申し上げます。
本邦は国民皆保険制度が整備されており、全国で標準的な薬物治療を受けることができます。しかし昨今は、薬局で必要な薬が足らない、また海外で使える薬が使えない、といった医薬品の安定供給、さらにドラッグラグ・ロスが問題となっております。今ほど、薬学者の力が必要な時はないのではと考えます。日本薬学会は医薬品の開発や製造に関する研究を行っている基礎研究者から、臨床現場で医薬品の適正使用や最適な薬物治療の研究を行っている臨床研究者まで、幅広い分野の薬学者が一堂に会する学会です。日本薬学会関東支部は、関東・甲信越の10都県の会員で組織される支部であり、最先端の研究成果の発表のみならず、子供や市民の皆様に向けて、薬学の世界、薬学の力を知っていただく活動を行っております。
具体的には、(1)市民公開講座(一般の方を対象としたくすりと健康のお話、6月7日(土)渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開催予定)、(2)こども実験企画(小学生を対象とした親子実験教室、8月頃に開催予定)、(3)関東支部大会(関東支部に在籍する研究者・学生を対象とした学術集会、9月13日(土)に日本薬科大学さいたまキャンパスで開催予定)、(4)学術講演会(話題性のある課題に関する専門家による学術講演会、10月24日(金)渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開催予定)(5)薬剤師向け研修講演会(薬剤師が働く現場におけるさまざまな課題を取り上げた専門家による研修講演会、詳細未定)、などの活動を行います。また、(6)研究や医療現場において優れた活動をされた若手研究者及び薬剤師の表彰も行っています。関東支部大会以外は基本無料で参加できますし、こども実験企画や市民講座は一般の方々が参加できますので、多くの皆様のご参加を宜しくお願い申し上げます。詳細は、各活動のホームページをご参照ください。
関東支部では、会員数の減少による財政面での厳しさに鑑み、引き続き、事務局機能の効率化を進めております。関東支部を支えてくださる各種委員会委員の先生方、幹事の先生方、及び関東支部会員の皆様におかれましては、引き続き、関東支部のさまざまな活動に対しまして、ご理解、ご参加、ご支援をお願いいたしたく、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2025年4月
日本薬学会関東支部長・国立医薬品食品衛生研究所長 齋藤嘉朗
このたび、日本薬学会関東支部・副支部長を拝命しました東京理科大学薬学部の高橋秀依でございます。就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
私は、学生時代から、そして、私学の教員になってからもずっと薬学会関東支部に所属しております。年数は35年を超えており、本当に長い時間が経ったのだと改めて思っております。この間、薬学は6年制になり、薬学教育モデル・コア・カリキュラムが設定されるなど、大きな変化を経験してまいりました。今、皆様も感じていらっしゃるように、薬学の今後には不安の影が広がっています。創薬力の低下や薬学部志願者数の減少など、うなだれてしまうことばかりニュースに流れます。支部長先生がおっしゃるように、関東支部も会員数の減少による財政難があり、これまでと同じように運営をしていくことが難しい状況になりつつあります。しかし、ここで踏みとどまらねばならない、関東支部を持続可能な組織に変えていかねばならないと思っています。支部長先生とともに私も知恵をしぼりますが、最も大切なことは、会員一人ひとりの皆様のお声を集め、皆様と一緒に考えて協力し合うことだと思っております。関東支部に対して「もっとこうしてほしい」と思うこと、なんでもお聞かせください。
薬学会関東支部は薬学に関わる全ての皆様のためにあります。会員になってよかったと思っていただけるよう、支部長先生とともに、大好きな関東支部のために精一杯努力いたします。引き続き、関東支部の活動にご協力を賜りたく、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2025年4月
日本薬学会関東支部・副支部長・東京理科大学薬学部 高橋秀依
![]() 〒150-0002 渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館 e-mail. kantoshibu@pharm.or.jp | |
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