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日本薬学会関東支部・支部長の就任にあたり、本支部の活動を簡単にご紹介差し上げるとともに、一言ご挨拶申し上げます。
“薬学”はあたらしい“くすり”の開発に繋がる基礎的研究から、臨床研究、くすりの使用法、副作用、適応拡大など幅広く“くすり”の周辺領域をカバーする学問です。昨今、博士課程への進学数が減少するなど若者の研究離れが懸念されておりますが、関東支部ではさまざまなレベルでの“薬学”の底上げを目指し、研究者のみならず、より多くの一般市民の方々に“薬学”を知っていただくことを目的にさまざまな活動を行っております。
このような活動には、(1)こども実験企画(小学生を対象とした親子実験教室、8月横浜で開催予定)、(2)市民講座(一般の方を対象としたくすりと健康のお話、6月29日(土)予定)、(3)関東支部大会(関東支部に在籍する研究者・学生を対象とした学術集会、9月14(土)、15(日)新潟薬科大学で開催予定)、(4)学術講演会(話題性のある課題に関する専門家による学術講演会、11月23日渋谷薬学会館で開催予定)(5)薬剤師向け研修講演会(薬剤師が働く現場におけるさまざまな課題を取り上げた専門家による研修講演会、7月27日(土)オンラインで開催予定)、(6)オンライン受賞記念講演会(学会賞受賞者の業績紹介、12月にオンラインで予定)、などがあります。また、(7)研究や医療現場において優れた活動をされた若手の表彰も行っています。関東支部大会以外は基本無料で参加できますし、こども実験企画や市民講座は一般の方々が参加できます。多くの方々のご参加を歓迎いたします。詳細は、各ホームページをご参照ください。
さて、今年度関東支部では、財政面での厳しさを鑑み、事務局機能を簡素化し、実用的な事務局にすべく改革を進めています。関東支部を支えてくださる各種委員会委員の先生方、幹事の皆様、そして関東支部の会員の皆様におかれましては、以上のような関東支部のさまざまな活動と改革に対しまして、ご理解とご支援を頂きたく、お願い申し上げる次第です。よろしくお願い申し上げます。
2024年4月
日本薬学会関東支部長・東京大学大学院薬学系研究科衛生化学 教授 青木淳賢
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