市民講座
2021年6月5日(土)の午後、日本薬学会関東支部 くすりと健康2021 春季市民講座をオンラインで開催しました。昨年度講演予定で会った2名の著名な先生方にご講演頂きました。
まず、大類洋先生(東北大学名誉教授・横浜薬科大学特任教授)に「夢のエイズ薬最前線」という演題で、「薬剤耐性HIVが出現する理由」や「薬剤の副作用(毒性)の低減」など解決不可能と考えられていた難題を、誰でも知っている「突然変異」と「有機化学の基礎」に基づいて得たシンプルなアイデアで解決したことなどについてご講演頂いた。
次に、小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)に「健康の正体」という演題で、腸と便秘、そこで処方されるお薬の関係、そして健康そのものについて重要なかかわりを持つ、腸内環境と自律神経の関係について、わかりやすくご講演頂いた。
コロナ禍ということもあり、今回は初めてオンラインでの開催となった。通常の開催とは異なる状況のため、ご迷惑をお掛けしたところもあったかと存じますが、70名程の参加を頂き、無事に終了いたしましたことに深く感謝申し上げます。
市民講座企画委員長 横浜薬科大学 梅田 知伸
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