市民講座
2022年6月11日(土)、日本薬学会関東支部 くすりと健康2022 講演会を日本薬学会 長井記念ホールで開催しました。コロナ禍で実施できなかった対面形式での開催を2年ぶりに行い、2名の著名な先生方にご講演を頂きました。
まず、國澤 純先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 ワクチン・アジュバント研究センター)に「腸内環境から考える健康社会の近未来像」という演題で、健康維持・増進における腸の重要性について「腸活」をキーワードとしてわかりやすく解説頂きました。また、先生の行っている「食事などの生活習慣に関する調査データ」などを用いたご研究に加え、現在進められている社会実装や創薬、ヘルスケア開発になどの最新情報についてもご紹介くださいました。
次に、渡辺 賢治 先生(修琴堂大塚医院院長、 横浜薬科大学特別招聘教授)に「未病段階での漢方の賢い活用法」という演題で、「未病を改善する10の行動指針」や「未病段階での漢方の賢い活用法」などについて、わかりやすくご講演頂きました。
参加者から時間が足りなくなるほどのたくさんの質問があり、非常に盛況のうちに閉会致しました。講演会終了後に行ったアンケートにおいても満足度は非常に高く、68名の参加者が健康増進を実践する良いきっかけとなったと思われます。
最後になりましたが、2年ぶりの対面形式での開催となった本講演会を実施するにあたり、ご協力を頂きました講演者の先生方、座長の先生方、西島明子事務職員はじめ関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
市民講座企画委員長 慶應義塾大学 田口 和明
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