2017年(平成29年)9月16日(土)、第61回日本薬学会関東支部大会を、慶應義塾大学薬学部(東京都港区芝公園)にて開催いたします。
本大会は、「創薬研究の新しい潮流」をテーマに、関東地区の大学に所属する学部学生・大学院学生・教員、病院・薬局に所属する薬剤師、企業・公的機関等に所属する研究者などが一同に会し、最新の研究成果を発表して活発に情報交換する場です。例年の関東支部大会では、約800名の参加者によって熱い討論が行われています。本大会も、とりわけ将来の薬学研究を担う学生・若手研究者にとって実りのある学会としたいと考えております。
2006年よりの薬学教育改革により、6年制学部において薬剤師教育が行われています。この中で、「薬剤師として求められる10の基本的な資質」として「薬学・医療の進歩と改善に資するために、研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力を有する」ことが求められています。また6年制学部の上の大学院が整備され、新課程の博士を輩出しております。一方4年制学部は、薬学の基礎的知識をもって社会の様々な分野で活躍する多様な人材の育成を目指しており、大学院へ進み、製薬企業や大学で研究・開発に携わる人材等を輩出しています。こうした状況下、本大会に6年制・4年制の多くの若手が積極的に参加することを期待しております。また、参加者の活発な討論が、本大会を盛り上げてくれると思います。
本大会では、一般口演・ポスターに加えて、5つのシンポジウム、若手シンポジウム、ランチョンセミナー、関東支部奨励賞受賞講演を予定しております。また、本大会会場にて「次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム」を開催する予定です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。