ご挨拶
組織委員長 ご挨拶
第62回日本薬学会関東支部大会は、2018(平成30)年9月15日(土)に帝京平成大学中野キャンパス(東京都中野区)にて「未来の医療に貢献する薬学研究の今!」をテーマとして開催されます。関東支部大会は、毎年800人前後の学部学生・大学院学生・教員、病院・薬局に所属する薬剤師、企業・公的機関等に所属する研究者などが集まり、活発な研究発表の議論や交流を行っています。
2006(平成18)年に薬学教育が6年制に移行して以来、薬学の世界は大きな変化を続けています。6年制薬学教育においては高い使命感と薬の専門家としての能力を備えた人材の育成を行うとともに、高度医療に向けた創薬や医薬品の適正使用の観点に基づいた研究が期待されています。大学、研究所、医療施設に所属する人々が一堂に会する関東支部大会は、この状況において重要な役割を担っているものと考えられます。
本大会では一般発表(口頭・ポスター)、6つのシンポジウム、若手シンポジウム、ランチョンセミナーなどを予定しています。さらに、関東支部奨励賞受賞講演や第4回次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラムも同時に開催されます。将来の薬学を担う学生が研究発表を行える人材育成の貴重な機会でもあり、サブカルチャーの街としてにぎわっている中野の地で異なる専門分野の参加者が活発な議論と交流をすることによって新しい発想が生まれ、益々、薬学が発展していくことを期待しております。
- 2018年3月20日
- 安西 偕二郎
- 第62回 日本薬学会 関東支部大会 組織委員長
- (帝京平成大学 薬学部)